インストールと日本語化


elementary OS の動作環境

elementary OS は現在 2 プロセッサアキテクチャー向けに開発されています。
(ただし事実上 1 プロセッサでも動作可能です)

公式ドキュメントに記載されている推奨最低システム環境は次のとおりです。

  • intel i3 または 同等のデュアルコア 64 ビットプロセッサ (0.4 Loki より 64 ビット必須)
  • システムメモリ (RAM) 1GB
  • ディスク容量 15GB
  • インターネットアクセス

これ以外に GNOME 3・GTK+3 ベースで開発が行われていて、3D 対応のグラフィックが推奨されます。

これはおおよそ Windows Vista 以降の Windows Aero が完全動作する環境に一致します。

未対応環境では CPU で代用しようとするため、動作がとても重くなります。

 

運営者が思うに、初代の Intel 搭載 Mac(MacBook など)は Core Duo で 2 コアだった事から、
Mac で動作する事を想定したスペックにしていると思われます。(Mac Mini などで Core Solo もあります)
Intel 搭載 Mac は全機種 3D 対応なので、elementary OS は問題なく動作します。

 

0.4 Loki では 32 ビットは外され、64 ビットのみで公開されています。ただし、32 ビットの要望は多いです。

ベースとなっている Ubuntu では近く 32 ビットが外される予定となっているため、
後に 0.4 が 32 ビットも対応されたとしても、0.5 は完全に 64 ビットのみとなるでしょう。

elementary OS のダウンロード

ダウンロードは公式サイトトップページにボタンがあります。開発版がある場合は別途ページが存在する事があります。

 

elementary OS - 公式サイト

 

旧バージョンでは事実上ダウンロード先が SourceForge になっていましたが、

SourceForge 側の嬉しくない行為がある事や、少しでも寄付を促す状態を進める事から

ダウンロードサーバを変更しています。現在 SourceForge では公開されていません。

 

正式版のダウンロードでは寄付ボタン付になっていますが、

任意に入力できる カスタム 枠が存在し、ここで 0 (半角数字ゼロ)を入力して、ダウンロードする事が可能です。

もちろん寄付も歓迎です。日本からの寄付は日本語環境の改善に影響があるでしょう。

 

ダウンロードボタンを押しても何も反応がない場合、

AdBlock をインストールしている場合は設定を変えてみたり、ブラウザを変えて再度行ってみて下さい。

elementary OS のインストール

Ubuntu で採用されている uniquity がインストーラーに採用されています。

慣れている場合は問題なくインストールが進められるでしょう。

起動後、言語選択に 日本語 がありますので、選択して進めて下さい。

elementary OS の日本語化

現在のところ、日本語でインストールを行っても、多くは英語になります。そのため日本語化作業が必要です。

 

システム設定 より 言語と地域 を選択し、日本語 を選択して下さい。これで表示は 日本語 になります。

 

システム設定 より キーボード を選択し、

レイアウト英語(English) を削除し、日本語(Japanese) のみにするなど項目を一つにすると、

右上のアイコンが非表示になります。

 

入力メソッドは Fcitx を推奨します。IBus は動作しない模様です。

ターミナルを起動し、次のコマンドを実行します。

 

$ sudo sed -i 's|loki|xenial|g'  /etc/apt/sources.list.d/*

$ sudo apt update

$ sudo apt dist-upgrade

 

システムファイルの更新で操作が困難になった場合、
パッケージ更新が完了した後 sudo reboot で再起動すると改善します。
ターミナル を閉じて操作が困難になってしまった場合は
Ctrl+Alt+F1 でテキスト画面になるので、ログインして sudo reboot とします。
(VirtualBox はホストキー+F1 で可能です)

 

$ sudo apt install fcitx-mozc

$ im-config -n fcitx

$ fcitx-config-gtk3

 

※ 最初の一行は elementary OS アプリのダウンロードサーバ参照先を修正するものです。

 

入力メソッドの設定 ウインドウで上の 全体の設定 タブを選択し、下の 拡張オプションの表示 を有効にします。

追加された項目の プログラム タブを選択し、

fcitxが本当に起動するまでのスリープ時間(秒) 10 秒以上に設定して下さい。

ログアウト→ログイン で日本語入力が可能になります。起動後右上にアイコンが表示されれば正常です。

表示されない場合は再度 fcitx-config-gtk3 を起動し、 10 秒の値を増やしてみて下さい。

合わせて 全体の設定 - ホットキー タブ内の 入力メソッドのオンオフ のところに
ZenkakuHankaku がなければ追加して下さい。

AppleKeyboard の場合は 英数  (Hangulhanja) および カナかな (Hangul) キーを割り当てると良いでしょう。

 

その他必要に応じて日本語フォントなどをインストールして下さい。

 

運営者が実際にインストールと初期設定を行った動画です。

インストール後の動作がこのページで記載している方法と異なります。

/etc/apt/sources.list.d/ 内のファイルが正常だったため、apt ではなく AppCenter で更新しています。